その他の症状

 

便秘は、単に便の回数が減るだけではなく、いろいろと不快な症状を引き起こします。

これまで挙げたものの他にも、次のような症状があります。
・頭痛、めまい
・肥満
・腰痛
・口臭
・食欲不振
・吐き気
・イライラ
・お肌のシミ
・アレルギー

どれも、ありがたくない症状ですね・・・

一見、便秘と何の関係があるの?という症状もあると思いますが、腸内に毒素や老廃物が長い時間たまっていると、全身にさまざまな症状が出るものです。

頑固な便秘が長く続くと、朝起きられないほどひどくなることもあります。

これでは、精神的にもつらくなってしまいますね。

お通じさえ良くなれば、腸もすっきりして、不快な症状も改善されるはずです。

便秘は、あまり人に相談したり、病院に行ったりしづらいかもしれませんが、ほうっておくと怖いものですから、ひどくなる前に対処したいものです。

 

 

運動をしよう!

便秘の解消には、運動も効果的です。

運動することで腸も動きますし、血行が良くなって、体の動きもよくなります。

激しい運動をする必要はなく、軽い運動でもいいので、毎日の習慣として定着すると良いでしょう。

ウォーキングや水泳、ヨガなどもいいですね。少しずつでも運動するようにすると、腹筋も鍛えられ、便を体外に押し出す力も強くなります。

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忙しくてスポーツをする時間がとれないという人は、日常生活の中でちょっとしたことを気をつけるといいと思います。

たとえば、次のようなことです。

・エレベーターを使わずに、階段を使う
・駅のエスカレーターに乗るのをやめて、階段をのぼる
・バスや電車に乗る区間を短くし、その分歩く
・買い物に車を使わず、自転車に乗るか、歩く

 

 

妊婦の便秘

妊娠中は、普段は便秘をしない人も、便秘になりやすくなります。

妊婦さんが便秘をしやすい理由は、次のようなことです。

・お腹の赤ちゃんが大きくなり、腸を圧迫するので、腸の動きが鈍くなる
・黄体ホルモンが原因で、腸の働きが悪くなる
・つわりで食事が取れなくなる
・食事の好みが変わり、食生活が以前と変わる

妊娠中は便秘薬を飲むのもためらわれますし、ほうっておくと、便秘がひどくなってしまいます。

妊婦検診を受ける時などに、便秘についても医師に相談すると良いでしょう。

食生活を改善したり、無理のない範囲でウォーキングなどをすると、便秘がよくなることもあります。

妊娠をきっかけとして便秘になり、やがて痔になってしまう人も結構多いようなので、気をつけるようにしましょう。

 

 

大腸がんに?!

 

便秘がひどくなると、病気にもかかりやすくなります。大腸がんになる恐れもあります。

便が長い間腸にとどまっている状態は、腸内に発がん物質があった場合にそれが外に出ずに腸の粘膜を刺激し、大腸がんになりやすいのです。

たかが便秘とあなどっていると怖いですね。

とくに、日本人の食生活が欧米化したことも、大腸がんの増加に拍車をかけています。

和食と比べて、洋食は、食物繊維の量が少ないんです。そのため、便となる残りカスが少なく、排便される量がたまるまでに時間がかかってしまいます。

腸内に発がん性物質があっても、すぐに排出されればあまり問題はありません。でも、便秘で便が長い間腸にとどまると、大腸がんの危険性も高まってしまいます。

 

 

 

便秘になると、便がなかなか出にくくなり、出るとしても固いので、排便が困難になることがあります。

あまり時間が立たずに排便される時は、便も水分を含んでいるので、スムーズに出ていけます。が、便が腸の中に長い時間とどまっていると、水分が抜けてしまって、固くなってしまうのです。

それを無理やり出そうとすると、肛門が切れて、痔になってしまうことがあります。

あまり深刻な便秘でなければ、痔になるほどではないかもしれませんが、何度も固い便を出していると、やがて痔になってしまいます。

痔になると、排便の時も痛みを伴うので、とてもつらい状態になってしまいます。

あまり人には言えない症状なので、一人で痛みをこらえるこが多く、余計につらいですね。

性別や年齢に関係なく、便秘がひどくなると、痔になりやすいようです。

 

 

にきび・肌荒れ

 

きちんとした食生活を送って、便通もスムーズな人は、お肌もキレイなことが多いようです。

便秘をしている時は、体内の老廃物がうまく排出されず、毒素がたまった状態になり、それがにきびや肌荒れとして表われてくることがあります。

腸の中に便が長い時間たまっていると、やがて腐敗し、毒素を発生するようになります。そして、血液の中にも有害物質が増えて、やがてお肌にも影響が出てしまうのです。

便秘の影響は、にきびだけではなく、お肌の張りがなくなったり、くすみが出る場合もあります。やはり、出すべき物が出ずに、お腹の中にたまった状態は、美容の面からも問題なのですね。

お肌の状態と、腸の状態には、密接な関係があります。お肌を良い状態に保つためにも、便秘を治したいものです。

 

 

 

食生活を見直そう

 

便秘を根本的に治そうと思ったら、食生活を見直すことが大切です。

日本人は、欧米化した食生活をするようになってから、便秘の人が増えたと言われています。

肉を多く食べるうえに、食物繊維が不足しているので、腸の中に食べ物の残りカスが長時間とどまってしまうのです。

食生活の見直しをして、便秘が改善されたという人は大勢います。
では、どのようなことに気をつけたら良いのでしょうか。

たとえば、次のようなことが効果的と言われています。
・規則正しい食生活を心がける
・食物繊維を多くとる
・和食中心の食事にする
・水分を多くとる
・野菜をたくさん食べる

現代の日本人は、ご飯よりパンや麺類が多くなりがちで、食物繊維も不足していることが多いです。

食べた物が便を作るわけですから、食生活は大切です。

便秘をきっかけに、食生活を見直せると良いですね。

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高齢者の便秘

 

高齢になると、腸の働きが悪くなって、便秘になることもあります。

腸に食べ物のカスが入っても、ぜん動運動が起きづらくなり、長い時間便が排出されなくなります。

その間に水分が抜けてしまい、どんどん便が固くなってしまうのです。

筋力もおとろえてくるため、内蔵が下垂気味になって、腸が圧迫されてしまうのも、便秘の原因となります。

腸の働きが衰えるうえに、排便時にいきむ力も弱くなって、ますます便秘がひどくなってしまうこともあります。

高齢者は、ある程度体力や身体機能の衰えは仕方ない部分もありますが、食生活など改善できるところは改善して、便秘を予防していきましょう。

便秘解消のためだけでなく、体力を維持するためにも、ウォーキングや軽い運動はおすすめです。

 

便秘薬で治す

 

便秘になったら、とりあえず便秘薬を飲んで解消する、という人もいるでしょう。

あまり頻繁に薬を飲むのはためらわれるかもしれませんが、たまにだったらいいかな?と考えている人もいるのではないでしょうか。

軽い便秘の場合、便秘薬を飲めば、すぐに排便があることもあります。

ただ、薬が効きすぎて、便がゆるくなったり、お腹が痛くなってしまう人もいます。

また、便秘薬を飲むのがクセになってしまい、ますます便秘がひどくなってしまうこともありますから要注意です。

便秘薬を服用する際には、当然のことですが、説明書をよく読んで、正しく服用するようにしましょう。

便秘薬の種類にもいろいろあります。

  • 整腸剤は、腸内のバランスを整えるためのものです。
  • 緩下剤は、腸を刺激したり、便をやわらかくするものです。

 

 

子どもの便秘

 

子どもでも、便秘になることがあります。

何日か排便がなく、便の水分が少なくなって固くなり、トイレに座ってもなかなか出なかったりします。

また、お腹が張ったり、腹痛をうったえることもあります。

固い便を無理に出そうとすると、お尻から出血してしまうこともありますし、子どもも苦しがってしまいます。

子どもに便秘薬はあまり使いたくないという人が多いと思いますので、生活を見直すか、病院を受診すると良いでしょう。

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また、きちんとトイレタイムをとって、排便する習慣をつけさせることも大切です。

子どもは、遊びやテレビに夢中になっているとトイレを我慢してしまい、排便のタイミングを逃してしまうこともあります。

トイレに行きたいのを我慢していると、やがて便意を感じなくなってしまいますが、こういうことを繰り返していると、便秘にもなりやすいようです。